2008 |
01,01 |
昨年はお世話になりました。
今年もよろしくおねがいいたします。
(ということで、挨拶はかるめにしてまた日を改めて時間がある時にごあいさつさせてください)
ちょっとした都合により、ブログにあっぷします。
時間ができたら、すこし訂正を加えて、サイトのほうにあっぷしたいと思います!
いきおいにまかせて今日短時間で書いたんで、じぶんでもわけわかめな文になってしまいましたが……
オチがぬるい!
でも楽しかったからいいんだぜ。(オイ)
以下、大晦日いづる夢です☆
(恋ルキ前提で、ヒロインはイヅルたちと同期で、恋次とは喧嘩するほど仲がいいって間柄です)
見慣れた部屋で、いつもの大晦日。
いつもと少し違うのは、ルキアがいないってことと、それに伴ってちょっとだけ恋次の機嫌が悪いことぐらいだ。(恋次はさきほどから何回も時計を眺めている)
「そういえばほんとうに朽木さんは以前よりも明るくなったよね、」
やっぱり旅禍の人たちのおかげかなーなんてイヅルがいうもんだから、ますます恋次は押し黙った。
毎年、ルキアと恋次とイヅルとわたしの4人は大晦日をイヅルの家で過ごす。
いつからこの同期メンバーで過ごすのが習慣になったかなんて忘れてしまったが、桃は実家に帰って、日番谷君たちと過ごすみたいだし。結局一緒に大晦日を過ごす家族がいないこのメンバーが、気が付いたら寄せ集められていただけだ。
そして今年はめずらしくルキアがきちんと朽木隊長の元で年越しをすることになって、4人から3人になってしまった。
(まあ、朽木隊長のとこに顔出してから遅れてこっちに来てくれるとは言ってたけど。)
これは、嬉しい変化なのだと思う。
黒崎一護たちのおかげで、ルキアと朽木隊長の距離が一歩近づいて、その分ルキアの笑顔も増えていった。
「さっきから阿散井くん元気ない気がしないかい?」
年越しそばをすすりながら、わたしの耳元でイヅルは言った。
本人としては小声で話しているつもりみたいだったけど、静かなこの部屋にイヅルの声はしっかりと響き、当然恋次の耳にも届いてしまって、日本酒を口に含みながらこちらを睨み付けた。
恋次の気持ちにイヅルは気付いていないのだろうか。
「なんだよ、吉良。さっきからうっせーなあ。言いてェことあんならはっきり言えよ」
酔った恋次ははっきり言ってめんどくさい。
「いや、ただ阿散井くんが元気なさそうに見えたから」
「はあ!?普通だろ」
ルキアが来ると言っていた時間はもう1時間も過ぎていて(22時にはこちらにつくとは言っていたけど、もうすぐ23時になってしまう)、恋次はそわそわしているのだ、きっと。
それに加えて、イヅルが黒崎一護のおかげでルキアは~みたいなことを口走ってしまったから、恋次としては面白くないのだろう。わたしの憶測だけど。
そりゃあ複雑な気持ちですよね、好きな女が他の男に、ね。
「そんなことないよ、阿散井くんさっきからイライラして」
「ねーよ!してねーよ!」
だけどもさ、だからと言ってこんな大晦日にイヅルに当たるのはどうかと思うんだ。
「イヅル、恋次はルキアがいないからイライラしてるんだよ。それにしてもルキア遅いねー」
「えっ?ああそうだったのか。朽木さんと阿散井くんは仲良しだもんね」
「それにイヅルが恋次のライバル黒崎一護の話題を出すから」
「ライバル?」
「そう、ライバル。だって、恋次はルキアのことが好…」
「な、何言ってんだよお前!!」
わたしの言葉は、すぐに恋次に遮られた。
イヅルはきょとんとした顔をしている。
「ルキアを取られた、って思ってるんでしょ?」
「いい加減なこと言うなよ!」
「取られた?誰に取られたと思っているんだい?」
「吉良、お前は黙ってろ」
「好きなら好きって早く言えばいいじゃない、ルキアに。恋愛は早いもの勝ちだよ」
「ばっか!好きとかそんなんじゃ!!」
真っ赤になって否定している恋次と、今頃になって、阿散井くんが朽木さんのことを!?なんて真っ赤な顔して大声出したイヅルが可愛くてわたしはくすくす笑ってしまった。
「昔から恋次はルキアのこと好きってばればれだよ」
「だっ、ちがっ!」
「さっきだってイヅルが黒崎一護のこと話題にしたから」
「違うって言ってんだろ!すぐ自分のいいように物事を決め付ける。……だからお前はモテねーんだよ」
「はあ!?それとこれとどうゆう関係があるのよ!」
「悔しかったら男の一人や二人と噂になってみろよ」
「なによ!噂の一つや二つぐらい作ってやるわよ!それより今は恋次の話をしているのであって、モテようがモテまいがわたしの話は関係なっ」
「まあまあ、二人とも喧嘩は……」
「「イヅル(吉良)は黙ってて(ろ)!!」」
まんまと話をそらした恋次につられていつの間にか口論になったわたし達。
二人の声が重なって、イヅルの肩がびくりとはねた次の瞬間に玄関のチャイムが鳴った。
「あっ、朽木さんじゃないかな」
朽木さん来たんだし、もう喧嘩はやめようね。そういい残してルキアを迎えにイヅルは席を立つ。
わたしと恋次の二人はお互いにフンっと鼻を鳴らして、そっぽを向いた。
でもあんなにも恋次の言動に腹が立ったはずなのに、遅れてすまぬと言いながら部屋に入ってきたルキアを見て、恋次の顔がぱっと明るくなったもんだから、やっぱり可愛いやつだなーなんて思ってしまってわたしの頬は少し緩んだ。
「外寒くなかったかー」なんてルキアに聞いている恋次をにこにこしながら見つめているわたしを(せいかくに言えばにやにやかもしれない)、楽しそうに見ているイヅルの視線を感じた。
「朽木さん、お腹空いてない?おそば茹でてくるね」
そう告げたイヅルに、手伝うーと言ってわたしも立った。
「イヅルさっきずっとこっち見てたでしょー」
「いやあ、笑ったり怒ったり、阿散井くんと君はほんとうに面白いなと思って」
「やだー恋次と一緒にしないでよ!あいつ本当にむかつく!」
「そう?」
「そう。……まあ可愛いとこもあるけどさ。ルキアに関してのこととか」
「阿散井くん、朽木さんのこと好きなんだね」
「気付かなかった?」
うん、ぜんぜん!びっくりしたよ。そう言いながらイヅルは袋から蕎麦を取り出した。
わたしはその蕎麦を受け取って、沸騰したお湯に入れ、火を少しだけ弱める。
「そっちは好きな人とかいないの?」
「あーさっきの話?ひどいよね、わたしだって今年こそはそういう噂ぐらい!」
「もし良かったら、」
「ん?何?」
コポコポと音を立てるお湯の中、やわらかくなったお蕎麦は楽しそうにゆらゆらと揺れている。
「僕とたてればいいんじゃないかな」
「え?」
「いや、だから。そういった噂」
そんな声が後ろから聞こえてきて。
僕とたてる?そういった噂?
一瞬では理解できずに、あたまの中で話の流れを整理しながらお湯の中の蕎麦を菜箸でやさしく躍らせた。
(恋愛は早いもの勝ちなんだろう?)
わたしが顔の赤さを鍋からのあつい湯気のせいにするのは、まだあと数分先のことで。
新年のカウントダウンよりもはやいテンポで鳴る心臓をなんとか落ち着かせるのはあと数十分先のお話。
(071231)